開場が10時半ということで、列が無くなっているであろう11時20分に国立競技場駅に到着しました。
地上に出て目に入ったのは、
「大分サポの最後尾はここ」
という看板でした。
「
…じゃぁ、3倍いるはずのエスパの列は、もっと延々と続いてるの?…」
泣きそうな気持ちで、近くの係りの人に
「(エスパサポ用の)代々木門はどっちですか」
と尋ねたところ、
「今からなら青山門の方が早いですよ。」
とのことで、そちらに回りました。
11時半過ぎに列が動き出し、結構直ぐに入れたのですが、
青山門前の道の向こう側に続々と列が伸びていく。
代々木門で待っていて入れない人達がこっちに回って来てたのかな?
「
何故もっと早く開場しないんだろう?3年連続満員ということで、混雑は予期できたはずじゃないの!」
手荷物検査では、
国立なのに、ペット飲料を紙コップに移され、持ちにくいったらありゃしない。
”お通し”のコーンッチップとマッチデイプログラム(かなり気合と金をかけている)を貰い、
綺麗なおねいさんから、予告通りにいただいたのがこれだ。
コンコースを歩いていくと、こんなのもありました。
記念写真を撮るにはもってこいですな。ナイスな企画ですね。
更にその先には、フェイスペインティングコーナー(無料)ってのがありまして、
大昔のプラモデルのシールの要領で、水に漬けて糊をうかして貼ります。
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ここで紹介したかったので、、手の甲(流石にいい年して"フェイス”はないだろうってことで)に一つだけやって貰いました。
10種類くらいあったなかで、お一人様二枚までとのことでした。 |
手にしているチケットは2000円。ナビスコさんは、この試合で儲けようという気は無いようです。
家族連れとカップルの間に空席発見!
これが今回の私の視線です。
トイレ等を済ませ、席に戻ってみると、
嗚呼、買って3年近くになるのですが、マイデジカメが
初めてパルちゃん、コパルちゃんを捉えました!先月味スタでは失敗したんだよね。
試合の事も少しは書かなくてはいけないかな。
エスパのスタメン 大分のスタメン
岡崎 原
高松 ウェズレイ
枝村
金崎
兵働 真希
藤田 高橋
伊東 ホベルト エジミウソン
児玉 和道 青山 岩下
上本 森重 深谷
海人
下川
エスパの布陣は市川・パウロのセットと山本真希・岩下のセット、2通りのうち健太は後者を選択してきました。
堅守が”売り”な大分が相手なので、ロースコアの勝負が想定されたので、このチョイスは悪くはないと思いました。仮に先制されたら、よりオフェンシブな市川・パウロを投入すれば良いのですから。
でも結果的にこれが裏目に出ちゃったかな。
予想より大分は積極的で、こちらのサイドの深い所を突いてきました。特に右(児玉がいるエスパの左)
から、ゴール前にバシバシ揚げてきます。対抗して反対サイド(エスパの右)を深く突くなら市川の方が
効果的だったかな。勿論岩下も機を見て攻めあがりますが、彼の場合、ゴールに25~30mに迫った後、
中央に持ち込むことが多く、ゴールライン際まで抉ることがあまりありませんでした。
最前線の岡崎、原に球が入っても、噂通り大分のバック(特に4番の人!あんた邪魔です)はしつこくて
なかなか巧く落とせません。後ろから2列目の助っ人コンビも挟み込んでくるので性質が悪いんですよね。
助っ人コンビは、攻めるときにはいつの間にか高い位置まで上がって来ていて厄介です。
何か大分の目論見が当たった感がある展開です。
エスパのパスミスも散見され、私の構想は外れていきます。
前半20分はマジで危なかったなぁ。
またしても左からのCKをズドーンとヘッドで合わせられ、これは海人の超反応で防ぐも、弾いた球は
逆サイドを走りこんできたホベルトの元へ…
はっきり言って、連続2回失点を覚悟しました。特にホベルトにあの位置からシュートを撃たれた瞬間は、
「あっ、やられた」
と声に出していたかもしれません。次の瞬間、左に飛んでく球を見て、何が起こったか分からず、
”
どんな奇跡がおこったんじゃ?”
不思議でした。ポストに当たってたんですね。
調子に乗れないものの、無失点で前半は終了。
後半はこっちに向かって攻めるエスパ。頭は球を運んでチャンスは作れたものの、基本的な流れは
前半と変わらず。
そうこうしているうちに先に獲られちゃいました。
やっぱりエスパの左から
金崎にクロスを上げられ、ファーポスト際で高松にヘッドで入れられました。
すかさず健太は、市川・パウロを投入。出たのは児玉と山本真希で、岩下が児玉の居た左SBに移動という布陣です。
点を獲らなくてはどうにもならない決勝戦。怒涛の攻撃を繰り出しますが、やっぱり先制した大分から得点する
のは容易ではありませんでした。
ロスタイムに
金崎、ウェズレイのコンビのカウンターに、決定的な追加点を獲られましたが、
捨て身で前掛りになっていたので私は仕方ないことだと思います。確かに中央を走るウェズレイに付くのが
遅れたんですがね。
このように、2-0で破れ、12年前の再現は果たせませんでした。
負け試合なのに、
私にしては早く書き上げたのは、5日(水)には天皇杯ジェフ戦が迫っているからです。
私は悔しいし、皆も悔しい。思うようなプレーが出来ず、念願のタイトルを逸した選手達は最も悔しいはず。
あの
悔し涙を生かすかどうかは、今年残された天皇杯に掛かっている!!
2ヶ月後、同じ場所に違った顔で立つのだ!
高々とカップを掲げて!